ブラジリアン柔術は、ポイントを競い合い勝敗を決める格闘技で、得点源は投げ技、寝技、締め技、関節技などさまざまなこれらの技を用いて相手に対して有効な攻撃を仕掛け、ポイントを獲得することが重要です。
ポイントの源となる技は何種類も存在しており、その種類によりポイントの加点が異なります。
テイクダウンは相手を地面に投げる技で、タイミングと正確性が求められます。テイクダウンで相手を制圧した場合、ポイントが加算されポイントは通常2ポイントです。
ノースサウスポジションは、相手の上に位置し、相手より上にいる状態。これに成功するとポイントが加算されます。通常、2ポイントとされます。
バックマウントは、相手の背後に回り込んで支配するポジションでこれも2ポイントとされることが一般的です。
パスガードは相手の足を乗り越えてガードを抜くことで、これに成功すると3ポイントが得られます。
ノースサウスは、相手の側面に対して自らの上半身を回し、相手の側面を制圧するポジションでこれも3ポイントとされます。
マウントポジションは相手の上に座り込むようなポジションで、これに成功すると4ポイントが与えられます。
バックマウントでのコントロールは、バックマウントから相手をコントロールすることができると、4ポイントが加算されます。
関節技や極め技が決まった時に相手からのタップアウトがあった場合にはその場で1本勝利になります。
ポイントは、審判が有効なポジションや技を確認した際に加算されます。
技が一時的であっても、対戦相手に対して制圧的なポジションを確保することが求められます。
反則になる行為は、相手を故意に傷つける行為や怪我を負わせるような攻撃は厳しく取り締まられます。
極端な危険を伴う行為は厳しく禁止され、相手に致命傷が残るような攻撃や関節技への過度な圧力は反則行為とされます。
対戦相手に対して積極的に攻撃を仕掛けない、あるいは故意に戦闘意欲を見せない行為も反則となります。
一部の反則行為が非常に重大である場合、その時点で失格とされることがあります。逃走や場外への逃げ場が見られた場合、反則となります。
一定の時間内に戦う姿勢を見せない場合、失格となることがあります。
これらのルールは、選手と審判の安全を確保し、公平な試合を保つために存在します。